屋上付きの新築一戸建てを購入するメリット・デメリット!
住宅街を歩いていると、時折屋上のある一戸建てをみつけます。青い空の下、バーベキューの香ばしい匂いと子どもたちの笑い声は、家を持ちたい人の憧れですよね。しかし屋上付きの新築一戸建てには、メリットと同じくらいデメリットもあることをご存知でしょうか。ここでは屋上付きの新築一戸建てを購入するメリット・デメリットを解説します。
屋上付きの新築一戸建てを購入するメリット
屋上付きの新築一戸建ては確かに魅力があり、誰もが憧れる夢の家です。まずは多くある屋上付き一戸建てのメリットから見ていきましょう。
なにものにも代えがたい開放感
屋上付きの一戸建て住宅、一番の魅力はなんといっても、空に向けた開放感です。360度すべてのロケーションを可能にする建築デザインは、屋上以外にありえません。海の近くや山の景観が眺められる地域では、家にいながらリゾート気分が味わえますね。
増える家事スペース
屋上は洗濯物を干すスペースに利用できます。住宅内に設置された物干し場では干せない大きなシーツやふとんが屋上の物干し場では気兼ねなく、広々と一度に干せるのです。1日中、日当たりを気にせず、天日で衣類が乾くので快適に仕上がります。人数の多い家庭には大助かりな家事スペースです。
思いっきり趣味が楽しめる
屋上で趣味を楽しむ人は多くいます。庭がなくても屋上で草花や野菜を育て、ガーデニングが可能です。広いスペースを利用して、エキササイズや軽いスポーツで体を動かすのもいいですね。天体望遠鏡を持ち込み、夜は家族で天体観測もおすすめです。プールやブランコを置いて子どもたちの遊び場にも利用できます。
屋外リビングとして
屋上をセカンドリビングとして活用します。バーベキューなど、屋内のリビングではできないアウトドアクッキングをしたり、来客をもてなしたりして過ごしましょう。高い位置にある屋上は外からの目を気にせず、リラックスできます。
屋上付きの新築一戸建てを購入するデメリット
憧れの屋上一戸建ては悲しいことにデメリットも多くあるのです。実際に屋上住宅に住んで経験した人の声を集めました。
実はコストがかかる
戸建住宅に屋上を設置すると、建築費用は約100万円から300万円程度追加になるようです。手すりやフェンス、階段を作るので、建築コストは屋上のない住宅よりも多くかかります。設置後は定期的にメンテナンス費用がかかり、雨漏りがみつかったり、フェンスが腐食したりすると、補修費用が必要です。
水が天敵
屋根に傾斜がなく、平面な屋根を陸屋根といいますが、屋上スペースはこの陸屋根に相当します。スペースを有効に使えますが、屋上は陸屋根でフラットな空間なので、雨水が溜まりやすい、というデメリットを抱えているのです。排水溝があっても集中豪雨や台風で処理能力を超えた雨量があると、屋上に水がたまり、プールのようになってしまいます。屋上に溜まった水が室内に漏れると雨漏りとなり、家全体を腐食し、劣化を早めてしまうようです。
手入れが大変
屋上には枯葉がたまりやすく掃除に手間がかかるそうです。排水溝がゴミで埋まる、もしくは詰まると雨水が溜まるので、こまめに掃除をしなければなりません。掃除した際にひび割れ、剥がれなどが見つかったらすぐに補修作業をします。
危険回避
小さな子どもがいる家庭に、屋上は大変危険な設備です。フェンスや壁を適切な高さにしておかなくてはなりません。フェンス近くに足場になるものを置かないよういつも注意が必要です。荒天のとき屋上に置いてあるものをしっかり固定しておかないと、落下してほか者に危険を及ぼします。
屋上のある戸建て住宅のメンテナンス
楽しい屋上生活を送るには、定期的なメンテナンスが必須です。新築時に防水処置を施しても劣化、破損、不具合はいつ起こるかわかりません。通常5年に一度のメンテナンスといわれているようですが、台風、集中豪雨、豪雪のあとは一通り屋上設備の点検をしましょう。
洗濯などで毎日屋上に上がっている人は、小さな変化にすぐ気づきますが、ホームパーティーなどイベントがあるときしか、屋上に上がらないでいると、異変を見落としてしまいます。小さな異変、劣化や破損を見落とすと、大きな事故につながります。室内に雨水が侵入する前に、適切に処理してください。
防水処置は屋上のもっとも重要なメンテナンスです。ウレタン防水、シート防水、アスファルト防水などがありますが、いずれも家族のDIYによる補修、メンテナンスはおすすめできません。プロの目で点検しないとわからないことが多くあります。事故や危険を回避するために、数年に一度のメンテナンスはプロに依頼してください。
まとめ
誰もが憧れる屋上付きの新築一戸建てですが、夢のようなメリットともに、現実的なデメリットが存在します。気持ちのよい開放感、家事スペースの増加、趣味を楽しんだり、屋外リビングとして利用したり、と屋上のメリットは多くあります。屋上設置はコストが多くかかり、定期的なメンテナンスを必要とします。掃除に手間がかかり、防水をしっかりしなければならない点がデメリットです。5年に一度のメンテナンスや補修は安全のため、プロに依頼しましょう。
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引用元:https://www.nitto-f.com/
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