新築一戸建てか新築マンションかという選択の決断する基準
家の購入を検討した際、最初に直面する悩みはマンションにするか新築一戸建てにするかでしょう。両方を見て回るのもよいですが、マンションか新築一戸建てかを絞っていかないと、広島では探す範囲が広すぎて内見だけでも何カ月もかかってしまいます。そこで今回はそれぞれの特徴についてご紹介します。
マンションの騒音問題と固定費の問題
まず新築一戸建ての特徴ですが、マンションに比べて子どもの足音や楽器の演奏など、音に関するクレームが圧倒的に少ないことが挙げられます。マンションで問題が起こりやすいのは騒音で、マンションの上の階の子どもの声や物音、ペットを飼っている場合はペットの鳴き声などもトラブルになりやすいです。一戸建てでも隣近所の音が聞こえることは稀にありますが、マンションのようにダイレクトに隣や上下の部屋に響くということはないので安心です。
また、マンションは軽微な変更であっても過半数以上の賛成が必要であったり、その他いろいろな条件に基づいて修繕を行う必要があったりと、個人の判断で共有の場所を直すことができません。新築一戸建てであれば大小問わずリフォームをすることは自由なので、好きなように修繕や改修をできます。
ただし、マンションの場合は修繕積立金として積み立てをしていますので、いざ修繕しようというときに追加費用は発生しない、もしくは少なくて済むのですが、一戸建ては全額自己負担となるので、リフォームをする際にはそのための費用を用意する必要があります。
住宅のローンとは別に、住み続ける限り管理費や修繕費がかかってくるというのが、もう一つマンションの特徴でもあります。住宅ローン完済後もこの出費が終わることはないので、年金暮らしなどになっても払い続けるというのは少し負担に感じるかもしれません。
一戸建てとマンションの耐震性について
マンションで駐車場を借りる場合は、費用がずっとかかります。一戸建ての場合は自分の土地の中に車を置きますので、追加の駐車場費用はかからず、住宅ローンの返済さえ終われば住居に関して毎月固定の出費はありません。
次に、地震大国の日本で非常に気になることは、耐震性でしょう。各地で毎年大きな地震が起きていますし、大小合わせると無数の地震に見舞われています。広島は活断層が少ないといわれているものの、過去には大きな地震が起きたこともあり、やはり地震に対する備えは必要です。
マンションの耐震偽装などが騒がれた経緯もあり、現在新築で建設されているマンションは非常に厳しい耐震基準がもうけられていますし、免震や制震などさまざまな対策をしているマンションがあります。地震への対策をどのような形でとっているかも、新築マンションを選ぶ際には一つの基準になります。
もちろん新築一戸建ても、耐震基準が厳しく設定されていますので安心ですが、木造は基本的に地震の揺れを上手に逃がすため、あえてしなやかに揺れるように作られていることが多いです。そのためマンションよりは揺れを感じる可能性があります。ただし、こちらも耐震や免震の技術を取り入れることができるようになってきており、さらに個人の判断で改修が行える一戸建てですので、建築後にその土地や家の形状に合わせて必要な耐震設備を入れることも可能です。
一戸建てのリフォームなど自由度の高さ
マンションの特徴の一つとして、共有部分の充実があります。たとえば子どもたちが遊ぶプレイルームがあったり、友人や親が遊びに来たときに泊まれる部屋が用意されていたり、トレーニングルームが完備されているような物件もあります。このような共有部分があるマンションは人気が高いですが、その分価格も高いのが現状です。しかし、共有部分の充実はマンションならではといえるでしょう。
最近は広島でもリモートワークを導入する会社が増えてきて、自宅で仕事をする会社員も多く、個人事業主として仕事をしている方も多くいます。突然在宅で仕事をすることになっても家に居場所がない、というストレスを感じている人も多くいると聞きます。
マンションだとどうしてもワンフロアの物件が多いので、仕事部屋を作っても子どもが入ってきてしまったり、仕事部屋を確保できるほど部屋が余っていなかったりしますが、一戸建ての場合は2階や3階などフロアが分けられるため、パーソナルスペースを作りやすいという特徴があります。このように、同じ屋根の下でも縦横に広がりのある一戸建ては、仕事や趣味の部屋を作りたい方にはとくに向いているかもしれません。
また、子どもの成長に合わせて部屋を増設したり、逆に子どもが成長して家を出た後は部屋を合わせて大きな一部屋にしたりするなど、一戸建てのほうがリフォームしやすい環境にあります。
海や山や川が多く自然に恵まれた広島で快適な暮らしをするために、新築一戸建てと新築マンション両方の持つメリット・デメリットをよく理解したうえで、家族構成や家族それぞれが重要視するポイントなどを踏まえて、どちらにするか決断するとよいでしょう。
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引用元:https://www.nitto-f.com/
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